外貨貯金のデメリット

外貨貯金は日本の銀行と比較すると非常に高い金利だということが1番のメリットだと思います。ただ、外貨貯金を始める前に外貨貯金のデメリットや注意点も念頭に入れておく必要があると思います。

外貨貯金というのは日本の定期預金とは異なり、為替の変動によっては元金割れもするリスクがある商品ですから、絶対に損はしたくないと思う人は外貨貯金はしないほうがいいと思います。外貨貯金を運用する際の注意点としては、外貨を購入するときも円に両替するときもどちらにも為替手数料というものがかかるということです。

この為替手数料は、購入する際に1ドルに対して1円、円に両替するときも1ドルに対して1円の手数料がかかるのが一般的なのですが、為替手数料は外貨貯金を扱っている銀行によって違うので、初めに確認しておくことが重要だと思います。

為替レートを見て利益が出たからといって解約しようとした際に、この為替手数料が大きいために元金割れするリスクというものもあるわけなんですね。又、外貨定期貯金は原則中途解約が出来ないことも注意する点の一つです。

外貨貯金が日本の預貯金と違うところは、外貨貯金はペイオフの対象外ということだと思います。分かりやすくいうと、日本の銀行に預貯金をしていた場合に銀行が破綻した際には元本1000万円と利息が保護されているのですが、外貨貯金はそういった制度がないので、取り扱っている銀行が破綻した際には何の保証もないというリスクがあることを知っておきましょう。従って外貨貯金を行なうには、余裕資金の中で運用し、1つの外貨だけでなく様々なものを扱いリスク分散をすることが重要なんですね。